ヴィクトリアズ・シークレットがリブランドを発表。エンジェルは引退へ。
ヴィクトリアズ・シークレットのリブランドに伴い、エンジェルは引退となった。
ランジェリー・ブランド、ヴィクトリアズ・シークレットのリブランドに伴い、エンジェルは引退となった。長年にわたりアンバサダーであるエンジェル達の多様性の欠如が指摘されていた同ブランドは、プリヤンカー・チョープラーやモデル兼スキー選手アイリーン・グー、プラスサイズモデルのパロマ・エルセッサー、ブラジル人トランスジェンダーモデルのヴァレンティナ・サンパイオを迎えた「VS・コレクティブ(VS Collective)」を発表した。
プリヤンカーはこう話す。「私達が、新たな影響力のある方法で前に進む道を一緒に作るにあたり、私は全ての人々に対しインクルーシヴな未来のコレクションを手がけることを楽しみにしているばかりではなく、ヴィクトリアズ・シークレットの新たな顧客や長年の顧客の方々が、自らが代表されていて、そこに属していると感じられることに最も興奮しています」
またマーティン・ウォーターズCEOは、声明でこうコメントしている。「ヴィクトリアズ・シークレットは、世界をリードする女性擁護者となるべく素晴らしい道のりを歩んでいます。これは私達のブランドにとって、劇的な変化であり、これは私達の核から受け入れる変化でもあります」「新たな取り組みは始まったばかりです。私達は、待ち受ける仕事にエネルギーを与えられると同時に謙虚な気持ちです」
また「VS・コレクティブ」以外にも、「シークレット・グローバル・ファンド・フォー・ウィメンズ・キャンサー(The VS Global Fund for Women's Cancers)」を発表。女性のがん治療における人種や性別による不公平の是正や新技術の開発に向けて、毎年最低500万ドル(約5億5000万円)を集める目標を掲げている。